在宅介護をしている方の中には、一人で無理をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、介護は頑張りすぎてしまうと長続きさせることはできません。介護には、継続するためのコツがいくつかあります。
高齢になると耳が遠くなってしまう方もいらっしゃるため、早口で多くの情報を伝えても理解することが難しいです。そのうち相手をイライラさせてしまうことを恐れ、介護を受ける方が聞こえたふりをしてしまうこともあります。話しかける場合は近くで名前を呼び、注意を引いてからゆっくりと話しかけるようにしましょう。また、内容を省略せず具体的に話すことも大切です。
歳を重ねるにつれて、飲み込む機能が低下してきます。うまく飲み込めないこともあり、食物や唾液、胃液などが気管に入ってしまうことも考えられるので注意しましょう。飲み込めていない場合はやわらかい食べ物に換え、無理やり飲み込ませることはしないようにしましょう。また、その日の気分や体調によって食べられない場合もあるので、明るい声掛けをして食事を終えることも必要です。
介護の悩みを抱えてしまうと、自分自身の殻に閉じこもってしまう方もいらっしゃいます。先の見えない介護に息がつまり、介護うつを引き起こしてしまうこともあります。そのような場合は、地域包括支援センターなどに足を運んで自分の気持ちを吐き出しましょう。話を聞いてもらえるだけでも気分が晴れますし、介護経験者のアドバイスによって突破口を見つけることができるかもしれません。
在宅介護を続けることは、非常に大変なことです。特に認知症介護は、ケアを行うことが難しい場面も出てくるでしょう。そのような場合は、認知症介護などのデイサービスを行っている介護施設の利用をおすすめします。岸和田市にあるゆめ工房では、食事や入浴などの支援やリハビリ訓練を行っております。また、厚生労働省指定の認知症介護実践研修の研修修了者を中心に認知症の方の個別対応も行っています。料金が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
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