年齢を重ねるにつれて疾病にかかるリスクは高まりますが、中でも認知症は高齢者の患者数が多いと言われています。ご家族の中に認知症を患っている方がいらっしゃる場合は、在宅認知症介護をしているという方もいらっしゃると思います。認知症の方との上手な接し方を知り、上手く付き合ってみましょう。
認知症初期の段階だと、本人は自分が以前よりも物事を上手く行うことができないということを理解しています。しかし、自分の弱みを見せることが恥ずかしく、助けてほしくてもなかなか言い出すことができない場合もあります。その中で怒られることが続いてしまうと、ストレスを溜め込んでしまいます。ストレスが溜まると認知症の症状が悪化してしまう可能性もあるので、本人が安心して落ち着ける場所を作るようにしましょう。
寂しさを紛らわせようとして、食べ物以外の物を口に運んでしまう(異食行動)場合があります。また、認知症が進んでくると、食べ物の区別がつかなくなったり、食欲が抑制できなくなったりします。ガラスやビニール、洗剤などは口に入れると危険なため、手の届かない場所や鍵がかかる場所に閉まっておきましょう。異食行動を見つけた場合は、無理やり口の中に手を入れるのではなく、お菓子などの代わりに食べる物を用意して誘導することをおすすめします。
自分の気持ちが上手く伝わらずにイライラしていると、攻撃的になってしまう場合があります。認知症の方の気持ちを理解することは難しいですが、相手の話をじっくりと聞いてあげたり、本人がリラックスできる場所へ移動してみたりすることでイライラが治まる可能性があります。
在宅ケアだけでなく、介護施設でのケアも受けさせたいという場合は、厚生労働省指定の認知症介護実践研修の研修修了者が行っているケアを受けてみませんか?デイサービスで適切な認知症介護を受けることによって、在宅生活を継続させることができるかもしれません。和泉市近辺で介護施設をお探しの方は、ゆめ工房をご利用ください。入浴や食事などの日常生活上の支援やケアプラン作成、リハビリ訓練を行っています。サービス内容や費用などご質問があれば、電話・FAXまたはお問い合わせフォームからご連絡ください。
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