現在、認知症を完治させる治療は見つかっていませんが、認知症を未然に防ぐために実践できることはいくつかあります。認知症を未然に防ぐには普段の生活が重要です。
認知機能の障害により社会生活が困難になる病気を総称して「認知症」といいます。認知症には様々な種類の症状があり、多くの方から認知されている症状が「アルツハイマー型認知症」です。その他には、脳の血管障害が原因の「脳血管性認知症」、レビー小体というたんぱく質が脳内に溜まることによる認知症「レビー小体型認知症」、初老期に発症することが多い「前頭側頭型認知症」などがあります。これらのなかでも発症しやすいとされているのが、「アルツハイマー型認知症」、「脳血管性認知症」です。
βアミロイド・タウというたんぱく質が脳内に異常に蓄積することにより、脳萎縮が起こることが原因とされています。脳に適度な刺激を与えて、脳の動きを活発にすることが重要です。
脳の血管が詰まったり出血したりすることで、脳に酸素が運ばれにくくなることが原因とされています。脳内に血栓ができないように、普段の食事や生活習慣を意識することが重要です。
認知症予防で心がけたいことは、バランスのいい食事と適度な運動、生活習慣、頭を使うようにすることです。食事は、塩分やコレステロールの摂り過ぎに注意し、抗酸化物質を積極的に摂ることがポイントです。青魚や大豆製品、野菜や果物を積極的に摂ることをおすすめします。
運動は週末に長時間行うよりも、短時間でも毎日行うのが理想的で、散歩やラジオ体操など、気持ち良いと思う程度の運動を1日30分ほど行うようにします。タバコを吸っている方はできれば禁煙し、お酒は飲みすぎないよう心がけましょう。また、頭をよく使うことも大切で、人とのコミュニケーションや、手先を動かす趣味やゲームなどは脳に刺激を与え活性化させます。
介護施設が行う通所介護(デイサービス)を利用することも一つの方法です。
岸和田市、和泉市、貝塚市、忠岡町で介護施設をお探しの方は、デイサービスセンターゆめ工房をご利用ください。ゆめ工房は岸和田にある介護施設です。ゆめ工房では、ご利用者様の閉じこもりや孤立感の解消、食事や入浴などの日常生活上の支援やご利用者様のケアプラン、アセスメントに基づいた在宅生活を継続するために個別機能訓練を実施しております。施設内ではバランスの良い食事をご用意し、身体機能維持と右脳活性化を目指したレクレーションをしています。料金についての詳細をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
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